2018年10月31日水曜日

パイプオルガンへのインバータ-の取付

健軍教会のガルニエ・ポジティフオルガン。
ストップ3つの小さなオルガンですが、
音量的には充分で、大きなオルガンにも負けないような
力強い音色が楽しめます。
それはそれで充分なのですが、
ちょっと風箱のモーター音が大きめ、
という特徴がありました。
前回5月の調律の時に対応策について
マチュー・ガルニエさんから提案があり、
最近のオルガンには必ず取り付けることにしているという
インバーターを入れてもらうことになりました。
これにより、いつもモーターがフル回転するのではなく
必要なときに必要なだけ作動するようになる。
そのことによって、モーター音も押さえられる、
という説明でした。
今日はその取付日。
事前に送付されていた写真のようなコンバーターを、
2時間ほどでサクッと取り付けて下さいました。
モーター音は落ち着き、
風音もまろやかになりました。
  
これにより、さらに落ちついた礼拝になり、
みなさんに愛されるオルガン、礼拝堂として
用いられるようになれば、と願っています。






2018年10月29日月曜日

熊本でもカトリックの方々と

501年目を迎えた宗教改革祈念主日。
熊本では、ルーテル教会の合同の祈念プログラムが、
手取カトリック教会で行われました。
いつも、鶴屋で買い物をして出てきたときに、
正面に見える大聖堂。
いつもは外から眺めるだけですが
ですが、今日は中に入って、
主任司祭である櫻井神父さんの話を伺いました。
お題は、「カトリック教会の新しいあゆみ
-第2バチカン公会議と近年のカトリック教会-」
ときに面白く、でもしっかり筋の通ったお話をして下さいました。 
 主催はルーテル教会の熊本地区宣教会議でしたが、
カトリック教会からもかなりの方々が参加して下さり、
120名を超える方々が両教会からご参加下さいました。
櫻井神父さんのお話の後は、
貴重な機会でありましたし、
みんなで記念写真も撮影。
 

 その後、手取教会の奏楽者である坂田孝子さんと
フルート奏者の坂田聖子さんによるおるがんコンサートを楽しみました。
会堂を出ると手取教会の方々のご奉仕により、
お茶とお菓子のサービスをいただき、
みな笑顔で手取教会を後にしました。
今回の交わりが、今後もなんらかの形で
続いていくといいですね。


2018年10月27日土曜日

好天の小羊会ハイキング

キリストと結ぶ障がい者と仲間の集い。
それが熊本の小羊会。
教派を超えて、毎月例会を行っています。
今日は恒例の秋のハイキング。
小羊会だけに、羊に逢いに阿蘇ミルク牧場へ。
阿蘇の豊かな自然を満喫して帰ってきました。
 
 


来年は、あなたもご一緒しませんか?
 

2018年10月26日金曜日

宗教改革の現代的な意義

金曜日の夜、歴史の深さを感じさせる
ルーテル学院のチャプレン室で、
熊本地区宣教会議主催の
宗教改革500年記念学習会。
3年前からはじめて、今回で11回目!?です。
今夜の講師はルーテル学院の崔大凡チャプレン。
宗教改革の現代的な意義、と題して、
宗教改革が当時の社会状況に及ぼした影響、
司祭や修道士の結婚、聖画像の扱い、
貧困者の救済など、
宗教改革者が社会変革にあたって、
どのようなスタンスでそれに臨んだのか、
そして、そこからわたしたちが学ぶべき事があるのでは、
という視点で、充実した学びの時をご準備くださいました。
崔先生、ありがとうございました。




2018年10月23日火曜日

ちょっとめずらしいアンサンブル

10月23日水曜日。
はい、第4水曜日ですから、
けんぐん水よう音楽会の日です。
今回は、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ピアノ、という
ちょっとめずらしい編成のアンサンブル。
けんぐんカンマームジーク」と題して
石田栄理子さん 辰野陽子さん 杉本英治さん 服部由香里さんが
健軍教会においで下さいます。
よる7時30分から。
入場無料。カンパ制。
どうぞ、あなたの水曜日に、
上質なライブミュージックを!
お待ちしています!
 

宗教改革501年目の記念

宗教改革500年記念、というと、
それはもう昨秋のプログラムで、
終わってしまったような気もします。
けれど、今年の秋までは、まだ500年という
記念の年の最中だ、というふうにも理解できます。
そして、2019年10月31日から、
501年目がはじまっていくのです。
その501年目を、熊本では
手取カトリック教会で、
熊本のカトリックの方々とともに迎えていこうと、
以下のチラシのように、企画をすすめています。



499年の記念にルンドでカトリック教会の教皇さんと
ルーテル世界連盟の議長さんが共同で礼拝し、

2016年スウェーデン ルンドでの共同声明への署名
500年の記念に長崎で日本のカトリック教会とルーテル教会の
合同の礼拝が行われ、

2017年11月 長崎浦上天主堂での共同の礼拝
そして501年の記念には、
熊本のカトリック教会で、カトリックの方々と
ルーテル教会の仲間が共同のプログラムをもつのです。
内容は、カトリック手取教会の櫻井神父のお話と、
オルガンコンサート。
ぜひお出かけ下さい。

2018年10月21日日曜日

青空の下で

今年も、ゆたかな交わりが与えられました。
健軍教会が恒例としているディアコニアサンデー。
4年ぶりに広7r愛児園を訪問し、
礼拝と親睦の時をもちました。
秋の青空のもと、イエスさまが弟子たちの足を洗われた、
という聖書のお話から、ディアコニアの意味を、
ともに考えました。 
教会の「お姉さま方」の奉仕により、
ゲームの時間を楽しみました。
クイズに答えて景品をもらった子どもたちは、ニコニコでしたね。 
お昼ご飯は、おにぎり弁当。
高校生男子チームは、ふたつみっつと・・・。
おなかも充分満ちたことでしょう。
昼食後、石嶺園長から
熊本地震の時の愛児園の様子、
また最近の子どもたちをとりまく状況について
お話を伺いました。
震災で損壊した地域小規模の福富ホームは、
新しい場所に土地を取得して現在再建中。
春には、こどもたちの笑顔が見られることでしょう。
緑に満ちた広安愛児園の園庭で
なごやかな秋の一日でした。


2018年10月20日土曜日

10月21日の礼拝は広安愛児園で

健軍教会の10月21日の礼拝は
午前11時から広安愛児園で行います。
いつものように10時半に教会においでいただければ、
クルマに分乗するかたちで愛児園に移動できます。
 
礼拝後、お急ぎの方は12時すぎには教会に帰着できます。
お時間のあります方は、愛児園の子どもたちと
ランチをともにしましょう。
 
今年度のディアコニアサンデー
「広安愛児園を覚えてともに祈る礼拝」です。
 
お話:「どろだらけの足24本」小泉基牧師
奏楽:高濱留都さん
 
 
※ なお、早朝6:30からの主日第1礼拝はいつものように教会で行います。

2018年10月19日金曜日

深まる秋の御船と仮設団地の今

深まる秋
  熊本地震から2年半を迎えた10月14日。
熊日は仮設住宅への入居率が
いまだ62%であることを告げていた。
借り上げ型のみなし仮設を含めると、
最大で4万7千人を超えた仮住まいの被災者さんの中で
自宅や復興住宅に転居できた人たちは約半分。
今なお2万5千人近い人たちが仮住まいなのだ。
仮設団地の被災者さんたちの孤立を防ぐために
教会関係者が行っているドリームカフェ。
フィールドにしている御船町でも仮設の入居率は約7割。
田んぼの中にたたずむ今城仮設団地
昨日、そんな御船町今城仮設でのボランティアに参加した。
ドリームカフェが巡回している8つの仮設団地のなかで
今城仮設の方々が大好きなのがアイロンビーズ。
そこで、わたしの仕事は、被災者さん達とおしゃべりしながら
ボトルに入った大量のビーズを色ごとに分別していくこと。
微妙な色の違いがあるので、集中力も必要なのだが、
嫌いじゃないのです。
こういう地味な達成感を味わえる仕事。
帰りに、自治会長のEさんから、
毛糸で編んだタワシをいただく。
小さなプレゼントを通して伝わる感謝の思いが嬉しい。
 
熊本市内から御船に向かう国道。
2年半たってもひどい状態のママ放置されていたが、
ようやく補修の工事が始まった。
地震は一瞬だが、震災後はこうして延々と続いていく。
息の長いドリームカフェの支援活動に頭が下がる。
 
2017年1月 撮影
2018年10月18日 撮影
御船の里に暮れゆく夕日 (同日)

2018年10月13日土曜日

熊本地震の経験を糧に

今年の九州教区の役員研修会、
テーマは「防災」です。
前総会期、全国の教会から熊本地震の被災地を
支援していただいた九州教区として、
被災地を支援する教区としてあゆみたい、
というところから、教区内の教会で
防災のことを考えようと企画されたのです。
今回は、北部九州での研修のために、
箱崎教会に各教会から20数名が集いました。
健軍教会の避難所の経験がわかちあわれた他、
各地で防災研修の講師を務めておられる立野牧師から
「平時は非常時の鏡」というテーマで
お話を伺いました。
 
 次回は来月、南部九州の研修として
11月17日に健軍教会で行われます。
次回は、「できたしこルーテル」の対策本部長を務められた
岩切雄太牧師も発題を担当します。



2018年10月11日木曜日

ディアコニアサンデーにようこそ!

10月21日(日)の健軍教会の礼拝は、
今年度のディアコニアサンデーとして、
会場を広安愛児園に移して開催いたします。
愛児園の子どもたちやスタッフの方々との
一緒の礼拝です。
愛児園に行ったことのある方もない方も、
この機会にぜひご参加下さい。
2014年の愛児園でのディアコニアサンデーの様子
10:30に教会においでいただければ、
クルマで分乗して愛児園に移動します。
11:00から11:40くらいまで礼拝。
お急ぎの方は12:00過ぎには教会に帰着できます。
お時間のある方は、子どもたちと軽食を頂いて、
園長先生より、愛児園についてのお話しをききます。
施設見学も可。
14:00頃には教会に帰ってくる予定です。
 どなたでも参加できますので、
ぜひご参加下さい。
 
※この日は6:30からの第1礼拝・9:00からのこどもの礼拝はありません。
※10月14日は、いつものように教会での礼拝です。


2018年10月6日土曜日

空き地

子どもの頃、日本社会は
高度経済成長への道をひた走っていた。
街には、あちこちに空き地があり、
ドラえもんやサザエさんに出てくるシーンのように
そこにはいつも、子どもたちが集っていた。
そんな頃を思い出すのは、
熊本中のあちこちにひろがっている空き地が
まだ何もないままに、何かを待ち続けているからだ。
 
教会の隣のブロックの小さな空き地。
その真ん中で、白い花が身を寄せあっている。
かつては庭だった場所なのだろうか。
この家には毎年きれいな紫陽花が咲いた。
耳の遠いおばあさんが
ひとりで暮らしておられたが、
行き先は知らない。
そのとなりの空き地では、
ボートの腹の上で
猫が西日を浴びながら暇をつぶしている。
海辺でもないのにボートがあるのは、
かつてよく、水が出た地域だったからだ。
それでこの辺の家には、軒や庭先にボートがあった。
今は、そうとう雨が降っても、もう水には浸からない。
 
空き地があっても、子どもが遊んでいるわけではない。
猫も花も、何かを待っている。
そんな空き地が、あちこちに広がっている。
 

2018年10月2日火曜日

レインボーハウスの30年

土曜日、9月29日。健軍教会を会場に、
教区女性会会長会&熊本地区女性会秋の集いが
合同プログラムとして行われました。
午前中の会長会では、今期の女性会の活動について
報告や話し合いが行われ、
昼食・礼拝を挟んで、
本日のスピーカーとしておいで下さった、
鶴順子さんのお話を伺います。
鶴さんは、障がいをお持ちのご家族の居場所をつくるため、
佐賀教会の敷地内に、譲ってもらったプレハブを
自分たちで建てるところからはじまって
いちから作業所をスタートし、
そのレインボーハウスを、社会福祉法人化して、
40人の利用者さんを預かるようになるまで、
30年にわたって育て続けて来こられました。
けれども、お話を伺うと、決してまなじりを決して
取り組んでこられた、というよりは、
やりたいことを、
いろんな方との出会いに助けられながら
笑顔で前向きに取り組んでこられた。
そのバイタリティーと、
人を引きつける魅力に、一同わらってり、
脱帽したり、みんなが元気をもらった
1時間のお話でした。
http://rainbowhouse.or.jp/
帰りには、北海道地震とにし日本豪雨の被災教会、
また九州教区の女性会の未組織教会に
みんなで寄せ書きのメッセージを書いて
散会となりました。