今日は聖金曜日。
キリストが十字架につけられたことを覚える日です。
健軍教会では、毎年いろんな形で
この日を覚えるプログラムを持ちますが、
今年はバッハが音楽監督を務めた
ライプツィヒのトマス教会の
マタイ受難曲を聴くあつまりでした。
全体で3時間近い大曲なのですが、
もともとは受苦日礼拝の聖書朗読から発展した受難曲ですから、
なんといってもみ言葉をわかちあうことが中心です。
曲中には、ドイツの会衆賛美歌も用いられていますから、
わたしたちに耳馴染みのある賛美歌も歌われます。
1部と2部にわけて、聖木曜日と聖金曜日で、
合計5回の拍手のない演奏会。
放映が終わると、おのおの沈黙の内に祈りを捧げ
キリストを十字架につけたわたしの罪をみつめつつ
沈黙のうちに帰路につきます。
壁面の大十字架の茨冠も、
キリストの十字架の痛みを暗示しているのでした。
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