2018年4月18日水曜日

熊本地震2年 あの日々と今 益城町編

健軍教会での、熊本地震2年を覚える礼拝でわかちあうため、
あの頃に撮った写真の場所に出かけて、
同じ場所を写真に収めてみた。

ぼくらはどこまで来たのだろう・・・。

熊本市内編に続いて、次は益城町編

健軍教会は、熊本市内の東部にあって、
益城町まで約2キロほど。
木山線と呼ばれる県道28号線を東に向かうと、
クルマでと6~7分といったところだろうか。
 
健軍方面からだと、益城町に入ってから、
福富-惣領-馬水-安永-木山-寺迫と続いていく。
寺迫までで約5キロくらい。
込んでなければ、クルマで10数分といったところ。
クルマでは、停めて写真が撮りづらいので、
ひさしぶりにバイクで益城に入った。

惣領の交差点の北側。擁壁の工事は始まっていない模様
安永のバス停。元の写真を頼りになんとか場所を特定
 
安永付近。木山線から南側の路地をのぞむ
木山の交差点。一帯やたら見通しの良いことに
木山の専寿寺 空き地の中にぽつんとプレハブの仮社殿
永らく倒壊したままであった木山神社 ようやく再建へと向かうことに
県道235号線 空き地の中に、ボツボツと家屋が
県下最大の避難所だった益城総合体育館も広大な空き地に

寺迫交差点南側 被害の大きかったエリアで当時の建物は残っていない

寺迫交差点 北東側 崩壊した階段を夏草が覆っていく
 
1年前の益城町は、あちこちで解体工事が進められていたが
現在はようやくそれもひと段落。
ただし区画整理で4車線化が発表されたため、
木山線の両側にはだだっぴろい空き地が延々と広がり、
空き地の間にポツポツと家が残っている、という残念な様相に。
みんな帰りたくても家も建てられないのだから、
人がいなければ店も営業できないし、
街としてはさびしい感じになってしまった。
 
2年がすぎて、いまだに3万8千人が
仮設住宅での生活を余儀なくされている熊本。
いろんなもやもやがあるのが本音なのだが、
だれも声高には叫ばない。
あちこちで、ちいさくつぶやいているだけだ。
 
人と人のすき間がひらいていくのが心配だ。
 
 
熊本市内編
 
教会周辺の空き地
 


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