健軍教会の今年の取り組みに、
第2期「聞き取りプロジェクト」という活動があります。
これは、教会の高齢化をふまえた取り組みのひとつとして
教会の信仰の先輩方のこれまでのあゆみを、
インタビューによって聞き取り
それを記録としてまとめていく、というものです。
かつて2009年に一度取り組まれて、
そのときには11人の方々の記録がまとめられ、
その多くは教会の60周年記念誌に掲載されたところでした。
2009年第1次プロジェクトの聞き手ミーティングの様子 |
それから9年の時が流れ、ふたたびこれに取り組もうと
機運がたかまり、今年の取り組みとなりました。
プロジェクトでは、比較的若い聞き手にあたる者たちが
語り手の方々に2回にわたってインタビューを行い、
それを教会の月報の別冊として発行していきます。
今回の計画の7名の方々のうち、
すでに5名の方々のインタビューが終了し、
そのうち3名の方の記録が発行されました。
このプロジェクトを通して、聞き手や読み手が
先輩方の信仰の思いを受け継いでいくこととあわせて、
年をとることによって、礼拝になかなか来にくくなったり、
奉仕しにくくなったりしていく先輩方を、
もういちど教会の真ん中に取り戻してく、
という意図が実現されていきます。
この方々の信仰の歩みや流した汗によって、
今の健軍教会や関係諸施設が生き生きと存在しうるのだ、
と、改めて感じられるのです。
ですから、週報の文字を大きくしたり、
誰にでも使いやすい障害者用トイレを設置することなどと併せて、
健軍教会にとって、とても大切な、
信仰の先輩方を大切にする取り組みなのです。
今年中に、あと4名の方々の聞き書きが発行される予定。
また、あらたな人や教会の歴史と出会うのを
楽しみにしているのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿