2018年1月19日金曜日

健軍情報120-思いを馳せる

被災地の今、といってもいろいろです。
街をクルマで走っても、
それが夜になっても明かりの灯らない建物だと、
気がつかないものは気がつかない。
幹線道路沿いに空き地が延々と連なっていても、
はじめからそんなもの、と思っていれば、
そこに建ち並んでいた町並みに
思いを馳せることはできない。
出会ったひとたちの笑顔に励まされても
その心の奥に哀しみが潜んでいることを想像できなければ、
みんな元気だ、で終わってしまう。
自分自身のそんな鈍感さに敏感でありたい。

1月 阿蘇大橋の跡
1月 阿蘇では大規模工事がそこここで
教会の近所も空き地ばかりがひろがってく
明日、健軍教会で「被災地熊本に心をよせて」
コンサートをひらいてくださる沢知恵さんと
被災地の今をまわった。
支援に携わっている方々を通して、
取り残されていく災害弱者の方々や、
人目につかない益城や西原の仮設の方々が
おかれている状況に思いを馳せてみる。
西原村小森仮設団地にて
 
「わたし意外とおてんばなの」と柵をくぐってチラシ貼り
ルーテル教会が支援してきた障がい者支援センターにて
 一時期はイベントラッシュに困惑気味だった仮設の方々も、
いままた、音楽の力を必要としているようだ。
そういう意味でも、
明日の沢さんのコンサートは、とっても楽しみ。
 
わたしたちの自身のかかわりもまた、
もう少しさぐってみたい。


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