2018年4月14日土曜日

あの日と今

熊本地震からの2年を覚える礼拝で
使用する写真を撮ってまわった。
教会近隣、益城一帯、
当時撮影した写真を頼りに、
今の様子をカメラに収めていく。

2016.4.28 お世話になった教会隣の雀暮林

2018.4.11 いまは健軍クリニックの駐車場に
2016.4.18 教会近くのサンリブ健軍店
2018.4.11 規模縮小してマルショクとして再開
 健軍界隈と益城では、また様相が異なるのだが、
どちらも空き地が広がっている。
そこに在ったものは失われて、
何もない空間が広がっている。
2016.7.28 神水教会の会員さんだという奏館
2018.4.13 場所を特定するのは難儀なことだ
2016.9.2 県下最大の避難所だった益城町総合体育館
2018.4.13 今は広大な空き地が広がるのみ
県下避難者 今なお3万8千人。
まだまだだなぁ、と改めて思う。 
 
熊本地震2年をおぼえてともに祈る音楽礼拝
出演:大林由紀さん
2018年4月15日(日) 10時30分~
https://kengunlutheranchurch.blogspot.jp/2018/03/blog-post_26.html 


 

2018年4月5日木曜日

あの日も咲いていた-ハナミズキのライトアップ

2年前のあの夜にも
綺麗に咲き誇っていたハナミズキが、
今年も満開となった。
健軍周辺の住宅街。
ようやく解体がはじまった家があり、
再建途上の家屋もあるが、
総じて更地のままの空き地が多い。
先行きの見通しは立たないのに、
見晴らしだけがよくなってゆく健軍一帯。
 花の季節は長くないのだし、
あの日のことを覚えて、
期間限定のライトアップを試みることにした。
あの日も咲いていたハナミズキ
2016年4月15日撮影
 
4月15日。
健軍教会は音楽礼拝によって、
熊本地震からの2年を覚える。

 

2018年4月4日水曜日

2018年イースター

健軍教会のイースターは、
こどもたちとの早天野外礼拝からはじまります。
 例年近所の通称「どんくり公園」にでかけ、
そこで礼拝をした後、たまご探しをします。
 無事に隠した数だけ発見できるのか、ということに
ドキドキしますが、今年も全部発見に至りました。
朝ごはんをいただいてから教会に戻ります。
最近は聖歌隊ががんばっているので、
クリスマスだけでなく、イースターでも
賛美の奉仕をします。
一番張り切って賛美しているのは、
最若手の小学生隊員の兄弟ふたり。
嬉しいことに、今年も受洗者、堅信者、転入者にめぐまれ、
礼拝後には、もちよりによる楽しい祝会。
目移りがしてしまう美味しそうな食卓。
ことしも恒例の肥後弁講座でもりあがりました。
 
 


聖週間を過ごして

健軍教会の聖週間には、
いくつかのパターンがあります。
洗足礼拝、受苦日礼拝を、礼拝として行う年。
み言葉を味わうために聖書を演劇的に朗読する年。
マタイ受難曲を聴きつつキリストの十字架を思う年。
そして映像を見ながら受難に思いを馳せる年。
今年もそのようにして聖木曜日、聖金曜日を過ごし
土曜日には子どもたちが
イースターエッグ作りにやってきます。
 最近は子どもたちも忙しく、
なんだか大人の方が多いようですが、
例年のように100個のイースターエッグをつくり、
翌日のイースターに備えるのでした。




2018年4月1日日曜日

あの夜も咲いていた(小泉牧師コラム)

2年前の4月17日の夜。教会前のベンチに腰をかけた。前々日の前震から前日未明の大揺れ。被害の確認と避難所の開設。水と食糧の確保。関係各所への連絡。SNSによる情報発信。繰り返される余震。週報の作成と礼拝の準備。ほとんど寝る間もなかったまる3日間を過ごして、もうからだは全身ゴムのようにクタクタになっていたけれど、アタマのほうは、次々と考えねばならないこと、動かねばならないことのリストを更新し続けていた。この日の朝になって、ようやく水道が復旧。夜になって待ちわびた外部からの支援が到着し、教会避難所の運営になんとか目処が立ちつつあった。 タバコを吸いに外に出た友人につきあって、電車通り側のベンチに腰を下ろすと、健軍教会のシンボルツリーといってもいいであろうハナミズキの花が、夜空いっぱいに、うす桃色の花をひろげていた。健軍教会に赴任してからも、あまり気にもとめていなかったのだが、夜でも咲いているんだなぁ、とあたりまえのことを考えた。そういえば、咲き誇っていた花木に目が眼がとまり、この花をカメラに収めたのは14日の夕方。ちょうど前震の発生する数時間前のことであった。 この春、毎年地震の季節に花をつけるこのハナミズキの木に、思い立ってライトアップをはじめてみた。花は、昼間だれかが眺めたり、写真に収めたりするような時間でも、また真夜中、誰も人通りの無いような時間でも、変わらずそこに咲いている。キリストの愛というものも、きっとそのようなものなのだ。ところで、ハナミズキの花と見えるのは実は花ではなくて、ソウホウ片と呼ばれる、葉っぱの一部なのだそうだ。本当の花は、そのソウホウ片の真ん中に密集して咲いている緑色の王冠状の部分で、これはキリストの茨冠にもたとえられてきたという。きっとこの先、ハナミズキが咲くたびに、地震のあの夜を思い出す。キリストの茨冠とともに。(コイズミモトイ)