5/25 夕暮れ |
まだらな日々を生きている。
非日常と日常の入り交じった、まだらな日々。
非日常と日常が、同居してしまっている、まだらな日々だ。
非日常と日常の入り交じった、まだらな日々。
非日常と日常が、同居してしまっている、まだらな日々だ。
地震直後は、だれしも非日常を生きた。
さしおりカラダは無事だったけれど、
今いる家が余震に耐えうるかどうかわからない。
まず、近所の小学校に避難して、
あるいは、車の中で夜を明かして、
カラダの安全を確保することが、
一義的な課題だった。
さしおりカラダは無事だったけれど、
今いる家が余震に耐えうるかどうかわからない。
まず、近所の小学校に避難して、
あるいは、車の中で夜を明かして、
カラダの安全を確保することが、
一義的な課題だった。
限られた食べ物をわけあって食べ、
トイレの不自由さにも耐えた。
ライフラインの復旧には、地域・建物ごとに個別の事情もあり、
となりの家は水が出ていても、敷地内の漏水やタンクの不調で、
水を使えない人もおり、
ガスは1軒ごとに調査して開栓していくので時間がかかり、
我が家でもかなり長い間、水風呂で精神力を鍛えた。
しかし、次第にライフラインが整い、
余震の回数が減るにつれ、
トイレの不自由さにも耐えた。
ライフラインの復旧には、地域・建物ごとに個別の事情もあり、
となりの家は水が出ていても、敷地内の漏水やタンクの不調で、
水を使えない人もおり、
ガスは1軒ごとに調査して開栓していくので時間がかかり、
我が家でもかなり長い間、水風呂で精神力を鍛えた。
しかし、次第にライフラインが整い、
余震の回数が減るにつれ、
住む家が整った人から自宅に戻り、
避難所には自宅に戻れない人たちが残されていった。
サンリブ再建は健軍地域住民の願い! |
ゴールデンウィークがあけ、学校が再開されると、
生活の再建に向かっていける人と、
避難所に残らざるを得ない人との違いが顕著になった。
仕事が普通に始まり、学校も普通に授業をする。
普通に登校し、普通に仕事をするひとの狭間に、
避難所から通勤する人、車中から登校する子が同居して、
まだらに混じり合っている。
生活の再建に向かっていける人と、
避難所に残らざるを得ない人との違いが顕著になった。
仕事が普通に始まり、学校も普通に授業をする。
普通に登校し、普通に仕事をするひとの狭間に、
避難所から通勤する人、車中から登校する子が同居して、
まだらに混じり合っている。
愛児園の園庭からブルーシートの屋根を臨む |
仕事についても、震災からの復旧のために、
無理のある形で働いてきて、
そのまま無理のある働き方を続けている人たちの中に、
疲れがたまっている。
最近になって、体調を崩される方が増えてきているのは、
きっと偶然ではない。
無理のある形で働いてきて、
そのまま無理のある働き方を続けている人たちの中に、
疲れがたまっている。
最近になって、体調を崩される方が増えてきているのは、
きっと偶然ではない。
牧師のようなはっきりしない仕事なら、
仕事の仕方にも多少の調整がきく。
でも、そんな人ばかりではない。
仕事の仕方にも多少の調整がきく。
でも、そんな人ばかりではない。
美味しいパンで自分を甘やかす |
がんばることは美しいが、がんばりすぎるとどこかで無理が来る。
頑張り続けて来た人たちのまだらな日々の中に、
無理が積み重なっている。
頑張り続けて来た人たちのまだらな日々の中に、
無理が積み重なっている。
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