それなりに色々なことがあったのだが、
なんだかブログを更新するエネルギーが湧いてこなかった。
放心状態とまではいかないが、
通常の教会と施設の働きがはじまり、
震災関連のあれこれもあり、
放っておいた我が家のあれこれもあり、
考えるべきことも、やるべきことも
目の前にはっきりと見えているにもかかわらず、
優先順位をつけて取り組んでいく力が弱いので、
やるべき仕事が減っていかない。
こなしている仕事のクオリティが低い。
笑顔で旅立つ最後の避難者さんたち |
でも、仕方がない。「震災後」なのだから。
多少部屋が片付かなくても、
多少会議の段取りが悪くても、
多少出すべき書類が遅れても、
自分に求める仕事のレベルを落として、
しばらくのこの時期を、乗り切っていこう。
おそらく、たくさんの人たちが、
週末限定で続けている泉ヶ丘小での炊き出し |
同様のもどかしさを抱えておられることと思う。
じっさい、そういう話をよく聴く。
風邪を引いたり、体調を崩した、と云われる方も多い。
それでも、どんどん前にすすんでいく人もいるわけなので、
そうした人たちの中に大きな焦りがあり、
取り残されていく、という思いがつのっていってしまう。
陶工房夢紅から食器を失った熊本の被災者さんへ これは嬉しい! |
いっしょけんめい水道の蛇口をひねっても、
そもそもバケツの底は傷ついて
いくつか穴も開いてしまっているようなので、
「元気」はバケツに溜まっていかない。
それでも、最初のうちは蛇口の栓をおもいっきり開いて
じゃんじゃか水を注ぎ続けたので、
それなりに元気にはしってこれたのだ。
でも、もう同じようには水は出てこない。
栓をひねっても、ちょろちょろと流れ出るだけだ。
そういうことなら、むりは禁物。
出てくる水を、出てきた分だけ、大切に使うしかない。
そして、バケツの穴がだんだんふさがるのを待つしかない。
そんな時間も、必要なのだ。
だから・・・、
あせらない。
がんばらない。
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