2020年2月9日日曜日

週報ひとこと(40)20200209


冬らしい寒さに包まれて、この時期に思い起こすことがあります。
それはナチスに抵抗したドイツの学生たちのこと。

ミュンヘンの学生たちが「全ドイツ人への訴え」と題した印刷物により、自由と平和を呼びかけました。見つかればその身は危険にさらされるのですが、彼らは人々の良心に訴えたのでした。

しかし、とうとう逮捕されてしまいます。
尋問を受け、逮捕から4日後の2月22日に死刑が執行されてしまいました。1943年のことです。

「白バラ」と呼ばれた彼らは散りましたが、その意志は継がれています。
継いでいかねばならないと思います。

安井宣生

0 件のコメント:

コメントを投稿