2020年2月17日月曜日

週報ひとこと(41)20200216



手書きの聖書を初めて見ました。

2冊に分けてとじられた新約聖書です。すべて手で書き写されたものだそうです。
韓国の教会でのことです。母語とは異なる言語を習得したいという気持ちがあったわけではなく、それを強いられた歴史がありました。

自分の言語を奪われ、代わりに外国語の使用を強いられるという暴力の中で、その強いられた言語で神の言葉を綴ったのです。

敵に愛を伝えようとする、ゆるしのかたまり。これこそ聖書だと、手が震えてなりませんでした。

安井宣生

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