2019年12月9日月曜日

アドヴェントの典礼色


教会暦には、それに応じた典礼色を添える習慣があります。

アドヴェントというクリスマスを待つ4週間は、紫を使用します。紫は貴重であることから王を示す色、そして慎みを思い起こさせる色と考えられてきました。
クリスマスにお生まれになるイエスは真の王であること、そしてその誕生の最終的な目的は十字架にかけられて救いを完成すること、その意味を味わうために紫を使います。

近年、そのことに加えて、イエスの誕生は私たちの希望であることも大切にされるようになりました。そこで、新たな典礼色として青を用いることも増えてきました。

今年着任した牧師は、そのことを知ってはいましたが、実際に青の典礼色を見るのは初めてとのことです。
当教会では通常用いられる4色に加えて青のクロスを所有し、牧師が首にかけるストールも整えられています。

初めての典礼色で装われ礼拝する顔は、心なしか嬉しそうです。

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