2014年10月7日火曜日

ルターとリュートと野入志津子さん

先日、教会で行われた
声楽アンサンブルと古楽器でおくるルネッサンスバロックの音楽
~天正遣欧少年使節によせる音楽の旅~
という音楽会、なかなか興味深いイベントでした。
主催したのグループ葦という、熊本・福岡を中心とした古楽グループ。
練習でも、よく教会を使っていただいています。
教会は2回ベランダ席までお客さんが入る大盛況でした。
 この曲でソロを歌っておられるのは、
ルーテル学院の教員で、室園教会会の常定先生ですね。
健軍教会の小さなパイプオルガンも、
通奏低音で大活躍でした。
 そして、なんといっても今回の音楽会の中心は、
オランダでリューティストとして活躍しておられるゲストの野入志津子さん。
リュート奏者としてるCDを発売されるなど、内外で活躍しておられます。
音楽会の終了後、野入さんのリュートを見せて戴きました。
マルチン・ルターが作曲に用いていた楽器だ、
という知識はありましたが、
間近で楽器を見るのは初めてです。
少し触らせていただいたのですが、
とても繊細な、やさしい音色を奏でる楽器でした。
ドイツの博物館に行けば、ルターが実際に弾いていたという
500年前のリュートも、見ることが出来るそうです。
どんな音色なのか、興味がありますね。

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