2019年5月27日月曜日

アンサンブルこおろぎさんのコンサート



 2019年5月25日にアンサンブルこおろぎさんの5年振りとなるコンサートが、当教会にて行われました。アンサンブルこおろぎさんは、長く、当教会の礼拝堂を練習会場としてお使いくださり、またクリスマスイヴ礼拝を一緒に作ってくださっています。
 礼拝堂埋め尽くす多くの皆さんと美しい響きに酔いしれました。

 礼拝のために用いられてきたグレゴリオ聖歌の響きで満たされたコンサートは、聴く者に賛美のぬくもりと慰めを感じさせます。また、箏曲とグレゴリオ聖歌の音楽的な近似性を表現したコラボレイトは、聞き馴染みのあるものではないゆえの動揺を引き起こします。しかしその背後にある禁教の歴史とそれでも信仰を紡ぎ続けた人々の祈りと響き合い、不思議とずっと聞いていたいような気持ちにさせられました。素晴らしい演奏会でした。

2019年5月26日日曜日

週報ひとこと(8)20190526

演奏しない演奏まで披露くださる驚きの演奏会でした。トロンボーンでの「無伴奏チェロ組曲」(バッハ)は、チェロのそれ以上に呼吸と静寂と響きが印象に残りました。水よう音楽会を知り尽くした演奏家は、それに加えて、ピアニストに演奏させることなく、トロンボーンを使ってピアノを共鳴させることで、礼拝堂いっぱいに音に響かせました。こんなピアノの使い方があるのかと脱帽の思い。何事も静と動があり豊かさとなる。

2019年5月23日木曜日

水よう音楽会(第67夜)夜の静寂に



2019年5月22日の水よう音楽会は、トロンボーンの寺本昌弘さんとピアノの北村明日香さんによるデュオを楽しみました。寺本さんは水よう音楽会の運営委員としてその立ち上げから現在に至るまで中心的な働き、そして音楽会当日は裏方の働きを担ってくださっています。

今回は、演奏者として活躍くださいました。
さて、その演奏。演奏しない演奏まで披露くださる驚きの演奏会でした。トロンボーンでの「無伴奏チェロ組曲」(J.S.バッハ)は、チェロのそれ以上に呼吸と静寂と響きが印象に残りました。
 
水よう音楽会を知り尽くした演奏家は、それに加えて、ピアニストに演奏させることなく、トロンボーンを使ってピアノを共鳴させることで、礼拝堂いっぱいに音に響かせました。こんなピアノの使い方があるのかと脱帽の思いを抱いたのは筆者ばかりではないでしょう。何事も、静と動があり豊かさとなるのだと深く感じました。



2019年5月19日日曜日

週報ひとこと(7)20190519

燕の家族の続きです。燕はカラスなどの襲撃を避けるためにわざと人通りのある場所に巣を作ると新聞で読みました。卵を産み、小さな家族を育てる。そのための智慧です。そうやって守られる経験がやがて大きくなった時に同じように子どもや家族を大切に守る存在と育てていくのでしょう。そんな姿にフンのことなどうでもよくて応援しています。ところが再び他の鳥の襲撃に遭ってしまいました。それでも諦めない。立派です。 

2019年5月12日日曜日

週報ひとこと(6)20190512

この春、私たち達家族を歓迎してくれたのは皆さんに加えてツバメたちでした。夫婦でしょうか、ベランダの巣と電灯、そして、電線を行き交いながら、おしゃべりをしています。追い払おうと思ったのか子ども達が「オタマトーン」という楽器で音を出すと、それに応じて歌います。カラスに襲われて巣がダメになるとすぐに作ります。今は静かに卵を温めているよう。歌いつつ、めげずに生きろ。そう励ましてくれていることに感謝。

2019年5月6日月曜日

こどもの日の礼拝


2019年5月5日、復活後第2主日礼拝でした。
こどもの日に合わせて菖蒲が生けられた礼拝堂。

こどもがたちが楽しく過ごせるように、神さまお守りください。
そしてその養育に関わる人を支えてください。

2019年5月5日日曜日

週報ひとこと(5)20190505

権力の暴走の反省に立ち、それを防ぐために憲法が定められているのに、大きな権力を委ねられている人がこれを自分好みに変えたいと声高に言うことが、どれほど暴力的かをこの人も周囲も真剣に考えるべきだと思う。イエスは対話するという道をいつも示す。