2019年6月27日木曜日

健軍商店街の七夕まつり



健軍商店街ピアクレスの「七夕まつり笹飾りコンテスト」が今年も実施され、梅雨入りした熊本の街に季節の風情を届けています。

毎年、当教会の関係施設である、めぐみ幼稚園、そして熊本ライトハウスもそれぞれ準備をして飾り付けた笹を商店街に掲げています。

今年はちょうど、向かい合わせに配置されました。

将来の夢やお願いの詰まった祈りが飾りと共に風に揺れ、道行く皆さんの心をなごませています。よく見ると、面白すぎて笑いがこみ上げるようなものもあります。

7月7日(日)まで飾られていますよ。ご覧あれ!

けんぐん水よう音楽会vol.68


けんぐん水よう音楽会(第68夜)は、記録的に梅雨がのんびりとやってきた日となりました。けれど、音楽会の前後は雨があがり、多くの方が集ってくださいました。

「初夏のフルートの調べ」と題された本日の出演は、フルートの大村友樹さんとピアノの藤本史子さん。

ピアソラのリベルタンゴに始まった演奏は、聞くものを激しく揺さぶるような熱のこもったものから、日本の風景を静かに穏やかに描きだすもの、遠く地中海へと誘うもの、エメラルドグリーン、深紅、ブラック、紫、ブルーとまさに「色々」を表現する美しさと豊かさとで変幻自在。時間や場所を超えて様々な経験する旅に連れて行っていただいているようでした。ピアノの音色と合わせ、その迫力と繊細さで、聴衆を魅了しました。終始ワクワクとする気持ちが湧き上がる時間過ごさせていただき感謝します。

 ◯初夏のフルートの調べ◯
 リベルタンゴ(アストル・ピアソラ)
 オブリビオン(アストル・ピアソラ)
 シチリアーノ(マリア=テレジア・パラディス)
 この道、通りゃんせ(野田暉行編)
 思い出は銀の笛(三浦真里)
 ロマンス(フィリップ・ゴーベール)
 ソナタ第2番(フィリップ・ゴーベール)

2019年6月26日水曜日

九州セミナリオが開かれました



2019年6月18日の夜、ルーテル教会九州教区が主催する「セミナリオ」が当教会にて開かれました。岩切牧師(門司教会、八幡教会)による、渡辺信夫著『信仰に基づく抵抗権』を踏まえてのお話でした。

教育勅語を復興しようとする流れがある中で、何が問題であるかを考え、同時にキリスト教会が同じような論理で教会形成をしてきたのではないかと問われました。

その上で、ゆるしの神、いのちの神に従う道を示されました。

参加者による意見交換も盛んにあり、岩切牧師が差し入れてくださった美味しいお饅頭も楽しみ、よい時間を与えられ、岩切牧師のご奉仕に感謝しました。

2019年6月24日月曜日

けんぐん水よう音楽会(Vol.68)初夏のフルートの調べ



記録的に梅雨が遠く、田畑は辛い思いをしていますが、第4水曜日の音楽会「けんぐん水よう音楽会」はやってきます。

今回の出演は、大村友樹さん(九州交響楽団 主席フルート奏者)、ピアノは藤本史子さんです。

「初夏のフルートの調べ」と題しての音楽会は、
2019年6月26日(水)19:30開演です。

会場は、日本福音ルーテル健軍教会・礼拝堂(熊本市東区新生2-1-3)
熊本市電「健軍交番前」下車(公共交通機関でおいでください)すぐ。
入場無料ですが、演奏への感謝をカンパとしてご協力ください。金額はご自由です。

2019年6月23日日曜日

週報ひとこと(12)20190623


「私は、今を生きている。
 みんなと一緒に。
 そして、これからも生きていく。
 一日一日を大切に。
 平和を想って。
 平和を祈って。
 なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。
 つまり、未来は、今なんだ」(「生きる」相良倫子 2018年 沖縄慰霊の日)

美しい故郷、沖縄の自然を喜び、そこに生きる命を奪った戦争を決して繰り返さないと誓う中学生の詩「生きる」の一節。それは未来へつながる今をどう生きるのかと問います。利害を超え誰もが互いを大切にする。イエスの声に重なります。


2019年6月21日金曜日

岩本光弘さんの講演会(慈愛園100年記念)


当教会、また関係施設である熊本ライトハウスとも関わりの深い、岩本光弘さんが、慈愛園の創立100年を記念し、講演をなさいます。
世界で初めてヨットでの太平洋横断を成功させた視覚しょうがいのセーラーとして、「絶望を希望に変える生き方、あきらめない生き方」とのテーマでお話しくださいます。

2019年7月28日(日)14時より15時30分
日本福音ルーテル神水教会礼拝堂にて
(駐車場に限りがありますので、公共交通機関でおでかけください。市電「八丁馬場」下車すぐ。慈愛園内。)

2019年6月16日日曜日

週報ひとこと(11)20190616

①命を起こす。
②洗礼する。
③語るべきことを語る。
④福音を語らせる。
⑤イエスの言葉を思い起こさせる。
⑥送り出す。
⑦人の内に与えられる。
⑧信仰を告白させる。
⑨共にうめく。
⑩愛、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制の実を結ばせる。
聖書に示される聖霊の働きをぎゅっとまとめてみました。
それは神が振る舞いと言葉のすべてで、その愛を注ぐということです。
そしてそれは私達をイエスへと結び、動かすべく生きて働きます。

2019年6月10日月曜日

ペンテコステ!


2019年6月9日 ペンテコステ
神が神自身である聖霊をこの世界と私達に吹き込んでくださることを感謝して、また花の日でもあるこの日の礼拝を100名を超える皆さんと共にすることができました。
聖霊の生き生きとした働きを、かざぐるまを通して想像し、味わうときともなりました。
礼拝後に子ども達はお花をもって病院などを訪ねました。



2019年6月9日日曜日

週報ひとこと(10)20190609

当教会を練習の場として用いてくださっている「アンサンブルこおろぎ」のコンサートが行われ、そのアカペラ(「聖堂にて」との意)の美しい響きを楽しませていただきました。箏曲の代表曲である『六段の調べ』に合わせてミサ曲が歌われる試みは、その解説と共に心に残りました。禁教下、口にすることができなかったミサ曲のクレド(信仰告白)を表現するために『六段』が作られたと言われるとのこと。抑圧が新たなものを生む信仰の逞しさに心震えます。

岩永知樹さんチェロリサイタル

2019年6月8日には、当教会礼拝堂において、岩永知樹さんのチェロリサイタルが行われました。ピアノの藤本史子さんと共に渾身の演奏で、いずれも大曲であるベートーベンとプロコフィエフのチェロソナタが奏でられました。


2019年6月8日土曜日

熊本ライトハウス地域交流感謝会


 熊本ライトハウスでは、今年も地域交流感謝会を開催し、施設利用者の家族や学校関係者、地域の支援者などを招いての楽しい時を持ちました。
 会は礼拝で始まり、牧師により、病の人が友人たちによってイエスのところへ連れて行かれたことから話がなされ、祈りました。その後、ライトハウスの子ども達のハンドベル演奏、ルーテル学院のベンケ先生ご夫妻のあたたかで美しい讃美の演奏、ルーテル学院高校の弦楽アンサンブルの美しい演奏、熊本ろう学校落語部の皆さんの迫真の演技などを楽しみました。



めぐみ幼稚園のみんなからお花をいただきました


めぐみ幼稚園では、園児の家庭から持ち寄られたたくさんの花の中で、神さまからの命を感謝する花の日礼拝が行われました。その中から、日頃、暖かく見守ってくださる地域のみなさんに感謝とともに花を届けました。
 
そして、教会にもたくさんのお花をメッセージと共に届けてくださいました。ちょうど、行われていた手芸サークルの皆さん、そして一緒に過ごしていた赤ちゃんと一緒に受けと取りました。
お花と共に、みんなの優しい心もいただきましたよ。ありがとう!

めぐみ幼稚園の花の日礼拝の様子は、以下のURLへ


エステルハージー・アンサンブルのコンサート


オーストリアからの「エステルハージー・アンサンブル」が全国各地で演奏しました。今年は日本とオーストリアの友好関係がはじまって150年の節目であり、その記念となる来日公演でした。熊本での演奏会場として、当教会をお使いくださいました。2019年6月6日のことです。

このアンサンブルの特徴は、なんと言っても幻の楽器「バリトン」です。
ヴィオラ・ダ・ガンバのようですが、通常の弦が張ってある裏側にも10本ほどの弦があり、それも弾いていわばメロディとベースを同時に演奏でき、互いの弦と楽器とが共鳴し合う楽器です。
演奏も楽器の制作も難しく、ハイドンの時代に大いに用いられるも、今や幻となっています。

その形状も美しいバリトン、そしてバロックヴィオラとバロックチェロのアンサンブルの音色に誘われて不思議と優雅な宮廷にいるような非日常を楽しむひとときとなりました。

2019年6月2日日曜日

週報ひとこと(9)20190602

暴力で意思を表現することなど、あってはなりません。神奈川の事件の報道に接し悲しみと共に怒りが湧きました。子ども達を恐怖にさらしてしまったこと、暴力によって表現することへと人を追い詰めてしまう社会を作ってしまっている自分に対して。子ども達は恐怖の中、倒れた友人を助けようとし、より被害の大きな友人の救護を優先するように依頼し、互いに励ましあったとのこと。疑いを強化する安全対策より大切な姿勢がある。カリタスとは愛のこと。

情熱の肥後デュオトリオコンサート


2019年6月1日に、当教会礼拝堂にて、「情熱の肥後デュオ・トリオコンサート」が行われました。
共に九州、そして桐朋学園大学出身の原田朋香さん(ピアノ)、柴田恵奈さん(ヴァイオリン)、石尾きららさん(クラリネット)による素晴らしい演奏でした。

南熊本教会群の初夏の集いが持たれました



2019年6月1日。当教会も繋がりを与えられている、ルーテル教会の南熊本教会群の初夏の集いが開かれました。今回は松橋教会がご担当で、神水教会を会場として持たれました。

今年は、慈愛園が創設100年を迎えるということで、その歴史に学ぶ機会となりました。

慈愛園の元園長である潮谷愛一さんの講演は、パウラス宣教師によってはじめられた100年の歴史をご自身の歩み、また現在の社会との関わりに重ねてのものであり、結びには信仰をつないでいくことについても語られました。

午後には慈愛園出身で牧師となった藤田牧師の生涯を描いた70年ほど前に作られた映画(カラー!)『FUJITA』を見ることができました。

また、園内の諸施設の見学の機会も与えられ、慈愛園の社会に対する働きの深さと広さ、そして当教会につながるルーツを見、感謝の思いでした。

映画『FUJITA』のひとコマ

慈愛園の創設者であるパウラス宣教師の旧居。現在は資料館。

慈愛園の創設者であるパウラス宣教師の旧居。現在は資料館。