2020年3月31日火曜日

週報ひとこと(47)20200329

ルーテル博多教会(本文とは関係ありません)

ピースフルという名の施設でウイルスの感染が明らかになりました。
宿泊施設もある健康ランドのようです。

大きな風呂で手足を伸ばして寛ぐことのできる、まさしくピースフルな空間。
そのような場も危険となるのが、ウイルスの怖ろしさです。
誰もが無防備にのんびりと過ごす場が感染の広がりを助けてしまうなんて。

感染が判明したのはこの場を居住地としていた方と報じられ驚きました。
この方には娯楽ではなく生きることを支えられる場であったのです。
施設も行政もそれを受け入れて支える繋がりがある平和の場。
ご快復と回復を祈るものです。

安井宣生

2020年3月29日日曜日

2020年3月29日の礼拝プログラム



礼拝のライブ配信はこちらから↓
 
2020年3月29日 四旬節第5主日礼拝
主の祈り
【開会の部】
前奏       
初めの歌    352番 < あめなるよろこび >〈教団讃美歌〉
み名による祝福                       
【み言葉の部】
第1の朗読   エゼキエル書    37章1−14節〈旧約p.1357〉
第2の朗読   ローマの信徒への手紙 8章6−11節〈新約p.284〉
福音の朗読   ヨハネによる福音書 11章1ー45節〈新約p.188〉
み言葉の歌   138番1-3節 < ああ主は誰がため >〈教団讃美歌〉
説教      「 キリストの涙 」
信仰告白    使徒信条                 
【奉献の部】             
献金                          
教会の祈り
とりなしの祈り 〈別紙〉
【派遣の部】                      
終わりの歌   138番4-5節 < 十字架のみもとに > 〈教団讃美歌〉
後奏       

2020年3月28日土曜日

明日3月29日の礼拝について



明日(2020.3.29)の礼拝は、第1礼拝(6:30)、第2礼拝(10:30)共に予定通り行います。

第2礼拝は簡略化して行いますが、その冒頭、10:30に「主の祈り」を祈って始めます。
礼拝に出席できない方も、それぞれの場でこの祈りを共にし、祈りを合わせることができればと思います。

・熊本市と熊本県は、外出自粛を呼びかけています。
・体調不良はもちろん、感染されたり、感染源となったりする不安のある方は、おいでいただかないようお願いします。
・出席される場合、公共交通機関は使用しないでください。
・マスク着用をお願いします。
・教会入り口において、手指のアルコール消毒をお願いします。
・礼拝堂はできる限り窓を開けて礼拝を行います。
・座席には間隔を開けてお座りください。
・礼拝のライブ配信は、以下のアドレスで行います(10:30の第2礼拝のみ)。
 https://www.facebook.com/kengun.church/

2020年3月24日火曜日

水よう音楽会・中止(延期)のお知らせ



2020年3月25日に開催を予定していた【けんぐん水よう音楽会】は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、残念ではありますが、延期させていただくこととなりました。出演のために準備をしてくださっていた方々、楽しみにしてくださっていた方々には申し訳ありません。

合わせて、4月22日(水)に予定しておりました音楽会も同様に、延期させていただきます。

2020年3月23日月曜日

週報ひとこと(46)20200322



神が人を牧師として立てる按手式が、2020年2月20日に博多教会にて行われました。

例年、東京教会(ルーテル教会宣教百年記念東京会堂)で行われますが、大人数での濃厚接触を避けて任地の教区での実施となりました。

迎える小倉教会の信徒代表の方が直接歓迎の言葉を述べる機会もあり、素晴らしい時でした。
その言葉に「新たな牧師は宝石の原石であり、ご本人と自分たちとで磨くことで輝きを引き出したい」とあり、期待と喜びと覚悟を思いました。

「人はその友によって研磨される」と旧約聖書の箴言にあります。
新たに誕生した牧師も出会いにより、ますます輝くことを楽しみに応援したいと思います。

安井宣生

2020年3月17日火曜日

週報ひとこと(45)20200315

3月15日に、世界祈祈祷日礼拝(ジンバブエ)を配信しました

新型コロナウイルスの感染を受ける側にも広げる側にもなりうる恐れの中、出席を控える方へ礼拝を届けるひとつの道となればと、礼拝のライブ配信を行いました。
教会員でない方に礼拝を覗いて頂くことにもなっているようです。

ある方から丁寧な感謝の便りをいただきました。
礼拝の内容についての細やかなコメント、配信がなされてとてもありがたいこと、そこで告げられた聖書の言葉に力を得たということばが綴られていました。
照れくささから顔を映さないようにしたことが、言葉に心を向かせる心にくい演出と評価くださり、配信の技術的な奉仕への感謝まで述べてくださいました。
この方は礼拝を見たのではなく、確かに礼拝に参加していたのだと思いました。
ライブ配信の可能性もなかなかいいものなのかもしれません。

安井宣生

2020年3月13日金曜日

けんぐん水よう音楽会vol.74ファゴットおしゃべりコンサート


けんぐん水よう音楽会 vol.74 は、2020年2月26日に
「ファゴットおしゃべりコンサート」として、ファゴット奏者の重松真央さん、ピアノの渡辺ゆみこさんによる演奏を楽しみました。

 世界中が新型コロナウイルスに震撼し、感染予防のためコンサートの中止も相次ぐ中ですが、開催の運びとなりました。出演者のご理解とおいでくださった皆様に感謝いたします。
 これまで当音楽会においてファゴットの演奏がなされたことはありません。念願かなって、新進気鋭のファゴット奏者である重松真央さんにその歴史を切り拓いていただけることとなり、大変嬉しい思いです。
 ファゴットは「束ねられた2本の木」という意味の言葉に由来するそうです。重松さんによるその優しい音色を味わいながら、感染予防のために物理的には遠ざけられている私達の心が束ねられているようなひとときになりました。

【曲目】
①愛の挨拶
②イエスタデイ・ワンス・モア
③オペラ”セルセ”より オンブラ・マイフ
④青春の輝き
⑤動物の謝肉祭 象 
⑥道
⑦ファゴットソナタf minor
重松さんは、ファゴット、コントラファゴット、そして珍しいバッソン、3種の楽器を用いてその深くまあるい音で、聴衆を包んでくださいました。


終演後に3種の楽器についても熱く語ってくださいました。皆、興味津々。

--------------------------------------------------------------------
牧師は、以下、教会の暦に触れて、話をいたしました。

 キリスト教会には独自のカレンダーがあります。それはクリスマスのひと月前のアドヴェントから始まります。そしてクリスマスの10日ほどを経て、イエスの十字架と復活を心に留める時、そして復活のイースターと続きます。
 このイエスの十字架とそこに込められた深い愛情を噛みしめる時期を四旬節とか受難節と呼んでいます。
 この時期に、例えば、イエスの苦しみを思って、いつもよりも聖書を読むとか、丁寧に祈るとか、好きなことを少し我慢するとか、一食抜いて、その分のお金を困っている人に分かち合うなどをして、過ごします。ブラジルのカーニバルも、この40日間に肉を食べないこととし、その前に沢山食べておこう、にぎやかに楽しく過ごそうという習慣です。本日の演目にも謝肉祭というタイトルがありますが、これがカーニバルです。
 カーニバルの後の四旬節は、日曜日を除く40日間なのですが、その始まりは水曜日です。特別な水曜日で、「灰の水曜日」と呼んでいます。今年の灰の水曜日は、2月26日。そうです。ちょうど今日がその日に当たります。
 神は愛を注ぐ対象として、人間を創造しましたが、人間はその愛を当たり前と感じ、感謝することが乏しくなりました。それでも神はただひたすらに愛情を注ぐ。そのことしっかりと感謝して過ごします。 
 そのために、自分がいかに神から離れ、自分勝手に過ごしているかを振り返るのです。
 いろいろな祈りの言葉があるのですが、聖書の詩編51篇にこのような言葉があります。ひとつを紹介します。
「神よわたしを憐れんでください。御慈しみをもって背きの罪を拭ってください。わたしの咎をことごとく拭い、罪からきよめてください。」「神をわたしのうちに清い心を創造し、新しく確かな霊を授けてください。御前からわたしを退けず、あなたの聖なる霊を取り上げないでください。」

けんぐん水よう音楽会vol.73 シャルムフルートカルテット



報告が遅くなりましたが、2020年の最初の水よう音楽会は、フルート奏者の日野栄理さん、寺尾みのりさん、岡村暁子さん、濱崎晴美さんによるシャルム・フルート・カルテットさんが演奏くださいました。
「アラベスク」での音の重なりの重厚さと輝き、そして「CHATS」では、猫が自由に過ごしている様子をそれぞれの猫の描き下ろしのイラストと共に届けてくださいました。

-------------------------------------------------------------
2020年1月26日
けんぐん水よう音楽会 vol.73
 ①エオリア組曲/ベルトミュー作曲
  1,サルタレロ
  2,巻乗り
  3,バランセル(ブランコ)
  4,いたずら
 ②2つのアラベスク/ドビュッシー作曲(神田寛明 編曲)
  Ⅰ,Ⅱ
 ③CHATS(猫)/ベルトミュー作曲
  1,ペルサン・ブルー
  2,ピューマ
  3,シャモワ
  4,リンクス
  5,シャ・ペルシェ
 ④トッカータとフーガ ニ短調 BWV565/J.S.BACH作曲(監修:佐々木真 / 編曲:高下二郎)
------------------------------------------------
 
 牧師による開会のメッセージです。↓

 ようこそ、けんぐん水よう音楽会へお越しくださいました。
 今夜の音楽会には、シャルムフルートカルテットの皆さんが出演くださいます。結成から15年でいらっしゃって、それ以前から同じ先生のお弟子さんとして過ごしてこられましたから、もう長きにわたりお仲間として演奏されてきて、息のあった音楽を奏でてくださることと思います。
 リハーサルを耳にしまして驚きました。フルートの4重奏なので、同時に4つの音しかないはずなのですが、不思議と音の層が何層もあるような厚みを感じるのです。4つの音とメンバーのみなさんの個性とが触れ合い、結び合い、とけあうようにして、厚みのある柔らかさと輝きを作り出しているのかなぁと思いました。
 さて、聖書にも4人組が登場します。この4人はある目的のためにそれぞれの力を出し合います。そして、正面突破が難しいことを判断し、常識はずれの行動で目的を達成するのです。
 彼らの目的は長く重い病気に苦しめされている友人を運ぶというものでした。
 4人は毛布のようなものに病気の友人を乗せ、その4隅を持って、運びました。行き先は、旅の途中のイエス・キリストがいる家でした。しかし、そこには多くの人が集まっていて、家の中に入れません。そこで4人は、屋根へ登り、屋根をはがして、毛布ごと病気の友人をイエスの目の前へ吊り下げます。
 イエスは、病気の人よりも、その4人の姿に心揺さぶられて、病気の人の人生を苦しめていたことから解放しました。この人は躍り上がって帰っていきました。4人の内、1人欠けてもできないことであったと思います。この4人というカルテットだから病気の友人を包み、運び、いやしへと結びつけることができたのでした。
 このことは、だれでも生きるために4人の助けを頂いていること、また私もだれかのための4人のいつの一人とされていることを教えてもいると思います。
 今晩は、カルテット、4人の方で音楽を織りなし、聴くもの心を踊らせ、また厚みあるやわらかさに包んでくださることでしょう。 
 そんな時間を皆さんとご一緒できることを嬉しく思っています。

2020年3月10日火曜日

次週3/15の礼拝のお知らせ



どなたでも、お気軽にお越しください。お待ちしています。
You are always welcome to visit.

マスクをお持ちの方はご持参くださり、着用ください。
If you have a mask, please bring it and wear it.

2020年3月15日(日曜日)
四旬節第3主日●世界祈祷日礼拝

礼拝①6:30-7:15 am
  ②10:30-11:45 am 世界祈祷日2020の式文を用います
聖書
 ヨハネによる福音書 5章2-9節a〈新約p.171〉
 説教 「 解放される 」 安井宣生牧師
 賛美歌
  「イエス、あなたと」(ジンバブエの賛美歌)、[教団]177、525、[こども]114
教会学校・なし
聖餐式・なし
祈りの友・なし

March.15th 2020
Lent 3rd Sunday
[Worship](1)6:30-7:15 am (2)10:30-11:45 am
[Bible] John 5:2-9a
sermon by Rev.Nobuo YASUI
First Worship on 6:30am
We have no the holy communion on coming Sunday.
We will have no prayer circle after 2nd worship.
 

2020年3月9日月曜日

週報ひとこと(44)20200308



旧日本軍の従軍慰安婦被害を記憶し、日本政府の謝罪と賠償を求め日本大使館の前で続けられる抗議のシンボルが「慰安婦像」(韓国では「平和の少女像」)です。
 
訪ねた日は雨が降っており、少女像はレインコートをまとっていました。
隣の椅子に腰掛け、雨に触れた手に触れると、当たり前ですが冷え切っていました。

私のあとに座った同僚の姿に、衝撃を受けました。
同僚は、自分が持っていた傘をそのまま少女像へと差しかけたのです。

私は「像」とみなし、同僚は「人」として接したのでした。

自分の至らなさを恥ずかしく、少女たちに申し訳なく思いました。

安井宣生

2020年3月2日月曜日

週報ひとこと(43)20200301


名もなきというか縁の下の力持ちである多くの存在に世界は支えられているし、自分もそうでありたいと思う。

同時に名を記すこと、掲げることで、その存在を忘れず、その存在の歩みに学び、自分の振る舞いを正されることも大切なことだ。

ソウルの切頭山殉教聖地を訪ねると穏やかな顔の人々のレリーフがある。信仰ゆえに1866年からの迫害により、斬首された人々を偲ぶための場。そこには多くの人の名が刻まれていた。

名を呼んで神は命を創造した。それは決して滅びない。

安井宣生

次週3/8の礼拝のご案内


3月8日、日曜日の礼拝を予定通り実施します。
ただし、第1礼拝(6:30)の会場は、ライトハウスではなく、健軍教会とします。
マスクをお持ちの方は持参くださり、着用ください。
入り口での手指のアルコール消毒をお願いします。

2020年3月8日(日曜日)
四旬節第2主日礼拝

礼拝①6:30-7:15 am(会場は教会です)
  ②10:30-11:45 am
聖書
 創世記12章1-4a節〈旧約 p.15〉
 ローマ4章1- 5節〈新約p.278〉
 ヨハネ3章1-17節〈新約p.167〉
説教「新しくされる」安井宣生牧師
賛美歌 [教団]90,226,324(1,2,4)

第1礼拝・教会 聖餐式・なし
教会学校・休み 祈りの友・あり

Mar.8th 2020
2nd Sunday of Lent
[Worship](1)6:30-7:15 am (2)10:30-11:45 am
[Bible] 
Genesis12:1-4a,Rom 4:1-5,John 3:1-17
sermon by Rev.Nobuo YASUI
First Worship on 6:30am.
We have no the holy communion on coming Sunday.
We will have prayer circle after 2nd worship.