2020年3月2日月曜日

週報ひとこと(43)20200301


名もなきというか縁の下の力持ちである多くの存在に世界は支えられているし、自分もそうでありたいと思う。

同時に名を記すこと、掲げることで、その存在を忘れず、その存在の歩みに学び、自分の振る舞いを正されることも大切なことだ。

ソウルの切頭山殉教聖地を訪ねると穏やかな顔の人々のレリーフがある。信仰ゆえに1866年からの迫害により、斬首された人々を偲ぶための場。そこには多くの人の名が刻まれていた。

名を呼んで神は命を創造した。それは決して滅びない。

安井宣生

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