2016年7月27日水曜日

健軍情報80-宗教者として

昨日は、熊本地震宗教者支援連絡会議、なるものに参加し、
キリスト教会の事例として、
ルーテル教会の支援活動について報告させていただいた。
うつくしい夕焼けは、がんばった1日へのご褒美。
会場となった国際交流会館の会議室には、
支援活動に取り組んでいる50名ほどの宗教者が集い、
それぞれの所属団体の取り組みなどがわかちあわれたが、
多くの団体が集い、それぞれ独自の働きがある中で、
現場の意見交換をつくりだすにはやや時間不足。
消化不良の思いを抱かれた方々もおられたかもしれない。
なにしろ、立正佼成会、真如苑、日蓮宗、創価学会、
藤崎八旛宮、真宗大谷派、天理教、神社本庁、金光教などなど、
日頃あまりおつきあいのない方々同席での、
限られた時間での初顔合わせでしたから。
個人的に興味深かったのは、関西にいたころの大先輩
草地賢一さんの立ち上げた被災地NGO協働センターから熊本に入り、
西原村で活動しておられる頼政さんの話。
そして、被災障がい者の支援に特化して取り組んでおられる
被災地障害者センターくまもと、の岡﨑さんのお話しでした。
余力があれば、あちこち出かけてつながっていきたい思いが湧いてきますが、
足許のことも大切ですから、
やりたいこととやれることのバランスをとることも大切、と自戒。
 
今回の会議は、東京の担当者レベルの出席者も多く、
今後は、現地で働いておられる方々の意見交換が有益かもしれないですね。
キリスト教界からは、大江の立野牧師と多田神学生、
他に九州キリスト災害支援センターを担っている
アッセンブリーの本堀牧師くらいでしたから、
キリスト教からの参加が少なかったことも、少し残念でした。
 
会合が終わって夕方、
震災後、まだゆっくり見ることが出来ていなかった熊本城を散策しました。


確かに、見るだに痛々しい姿。
熊本に住んで13年たつあいだに、
私にとってもそれなりに愛着のあるお城になってきていたのだと、
あらためて思わされました。

それでも、健軍人にとっては、サンリブの方が大切なのですが・・・。

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