被災地の今、といってもいろいろです。
街をクルマで走っても、
それが夜になっても明かりの灯らない建物だと、
気がつかないものは気がつかない。
幹線道路沿いに空き地が延々と連なっていても、
はじめからそんなもの、と思っていれば、
そこに建ち並んでいた町並みに
思いを馳せることはできない。
出会ったひとたちの笑顔に励まされても
その心の奥に哀しみが潜んでいることを想像できなければ、
みんな元気だ、で終わってしまう。
自分自身のそんな鈍感さに敏感でありたい。
自分自身のそんな鈍感さに敏感でありたい。
明日、健軍教会で「被災地熊本に心をよせて」
コンサートをひらいてくださる沢知恵さんと
被災地の今をまわった。
支援に携わっている方々を通して、
取り残されていく災害弱者の方々や、
人目につかない益城や西原の仮設の方々が
おかれている状況に思いを馳せてみる。
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西原村小森仮設団地にて |
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「わたし意外とおてんばなの」と柵をくぐってチラシ貼り |
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ルーテル教会が支援してきた障がい者支援センターにて |
一時期はイベントラッシュに困惑気味だった仮設の方々も、
いままた、音楽の力を必要としているようだ。
そういう意味でも、
明日の沢さんのコンサートは、とっても楽しみ。
わたしたちの自身のかかわりもまた、
もう少しさぐってみたい。
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