2018年7月19日木曜日

西日本豪雨 呉市安浦町でのボランティア

ルーテル教会の西教区常議員会を中心に取り組んでいる
呉市安浦町のTさん(広島教会員)宅での
ボランティアに参加してきました。
駅で竹田牧師にひろってもらいTさん宅へ
16日には泥で溢れていた側溝も自衛隊の働きで改善
Tさんのお話しによると、
7月6日(金)の夜、一旦床上浸水したものの
次第に水が引いていったのでほっとしていたところ
日付が変わった深夜から再び増水が始まり、
見る間に建物の一階部分がほとんど水没してしまう程の状況に。
Tさんのお宅は明治時代に建てられた大きな2階建ての旧家で
地域の過去の経験から2階にいれば大丈夫、と
2階建ての人たちの多くは避難しなかったのだそう。
夜中の4時頃が一番水かさが多く、
携帯から119番に電話したものの、
もう舟など出せる状況ではなくなってしまっていて
叩きつけるような猛烈な雨音のなか、
まっくらな自宅の2階で、
主の祈りを唱えながら水が引くのを待ち続けたそうです。
ほんとうに怖かった、とお話し下さいました。
ゴミは仕分けしつつ土嚢袋に
この日は、7月13日、7月16日につづく、
3回目のボランティア活動で、
九州教区から7月16日に派遣した
永吉穂高牧師の報告と呼びかけによるものです。

九州教区支援の高圧洗浄機も活躍!
洗浄機を駆使する竹田牧師 熊本でもお世話になりました
下関教会の竹田牧師に、
東広島駅でピックアップしていただき、
クルマで40分程で、Tさんのお宅へ。

床上に積もった泥をシャベルですくい
みので一輪車に運んで外に運び出します
すでに一階部分の荷物の大半は片付けられていて
今日の働きは、土間に流れ込んだ泥を掻き出すこと。
床上一面に流れ込んでいる泥を運び出すこと
床上で泥を吸い込んでぐすぐずになっている畳を
はがして建物から運び出すこと、
一部のまだ使える家具を、
高圧洗浄機で洗浄することなどでした。

泥を吸った畳はこびは重労働 休憩が必要です
 猛烈な暑さのため、30分ごとに休憩を入れますが、
それでも長時間労働する環境でもなく、
午後3時頃にはこの日の仕事に区切りをつけて
帰路につきました。
 西教区のボランティアの働きは、
もうしばらく継続する見込みとのことですが、
地域のニーズや、
ボランティア受け入れ環境の問題など、
見定めつつ、アナウンスしていくとのこと。
16日の様子
本日の作業後 多少は改善が・・・
 また岡山教会の加納牧師は、
倉敷市真備地区でのボランティアに参加する、
との情報もあり、祈りつつ、
 西教区からの情報に注目していきたいと思います。
多くの祈りに支えられつつこの日の作業を終る
西日本豪雨へのルーテル連帯献金は
こちら

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