2018年12月15日土曜日

御船町の仮設住宅でのクリスマス

先日、熊本地震による仮設住宅の住民が
一万世帯を下回った、と発表がありました。
仮設住宅を廻っていても、だいたい半分くらいの方が
仮設から退去しておられる、というふうに聞きます。
地震の発生から2年間が経ち、一方では
復興住宅の抽選を待っておられる方もおられますが、
もう一方では、自力再建の見通しが
立っておられない方も少なくありません。
そんな、少し淋しくなってきた、
しかし課題自体は少しも小さくない仮設住宅に、
今年もクリスマスがやってきました。
わたしが月1でボランティアに参加している
御船町のドリームカフェ。
日本基督教団と在日大韓教会が、
エルピス熊本という名前で運営しています。
御船町の10箇所ほどの仮設住宅を、
週2回のペースで廻りながら
カフェ事業を継続しているのですが、
今月は、ご覧のようなクリスマス会の開催です。
この日は、日本基督教団九州教区議長の
梅崎先生が大牟田からおいで下さって、
クリスマスのお話しをしてくださいました。
主催するエルピス熊本の金聖孝牧師が、
NPOなどから贈られたクリスマスプレゼントを紹介しています。
健軍教会からも、女性会がささやかな
手作りクリスマスブーツをお贈りしました。 
住民の方からも出し物が披露され、
笑顔で、なごやかなひとときを過ごしました。
たとえ仮設で生活する方々が少なくなってきたとしても、
ともに集う場所があり、ともにあゆむ仲間が居てくれるなら
こうして笑顔を生み出すことが出来るのです。
そんな小さなクリスマスを、
今年は共にすごすことが出来ました。







0 件のコメント:

コメントを投稿