2019年9月23日月曜日

週報ひとこと(24)20190922


「絶対的な安全性の確保までを前提としておらず」と東京電力のかつての責任者への無罪判決が出ました。福島の原発事故についての裁判です。
 
安全、クリーン、低コストであると推進された原発ですが、世界最悪と呼ばれる事故を起こしても、絶対的な安全性の確保は求められていないと結論付けられるとは、驚きました。
 
もちろん、企業のトップに刑事責任がないというだけで、安全性を最優先すべきとも述べられていますが、改めて責任ある立場の方々の言う「安全」がいかに軽いものであるかを思います。
 
人に絶対はなく、間違いがある。とすれば動かすこと自体に問題があると強く思います。福島での事故も被害も、まだ続いています。

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