2019年11月30日土曜日

水よう音楽会「ポジティフオルガンと巡るヨーロッパの旅vol.3」




2019年11月27日。素晴らしい演奏への感激に心震えました。
第72回「けんぐん水よう音楽会」は、3度目となる「ポジティフオルガンと巡るヨーロッパの旅」を楽しみました。
オルガニストの加藤麻衣子さんは長くフランスで学ばれ、帰国後も定期的にフランスでの研究を続けておられるオルガニスト。そして当教会のオルガンは、フランスのオルガンビルダーであるガルニエが日本の教会のために1989年に製作したもの。フランスそして日本におけるキリスト教信仰と教会とオルガンとが出会うべくしてなされる演奏は、地理的な意味での旅に加えて、時間、特に音楽の歴史とその豊かさをたどる旅ともなりました。
メゾソプラノの安本ゆかさんの力強さと繊細さを用いて感情を巧みに表現する歌声も、当教会のオルガンと礼拝堂を熟知した加藤さんのリードにより、素晴らしいものでした。
お聞きになれなかった方は、本当に残念でした。

けんぐん水よう音楽会
2019.11.27
「ポジティフオルガンと巡るヨーロッパの旅vol.3」
① H・シャイデマン(1595-1663)
  プレアンブルム WV33
② G・フレスコバルディ(1583−1643)
 《聖母のミサ》より「歌唱用の第5声部を伴うリチェルカーレ」
③ C・モンテヴェルディ(1567-1643)
  《ポッペアの戴冠》より「さらばローマよ」
④ G・フレスコバルディ
  トッカータ 第2番
⑤ G・F・ヘンデル(1685-1759)
 《メサイア》より「よきおとずれをシオンに伝えるものよ」
⑥ J・S・バッハ(1685-1750)
  半音階的幻想曲 BWV903
⑦ J・S・バッハ(Ch・グノー)
 アヴェ・マリア
⑧ P・マスカーニ(1863-1945)
 《カヴァレリア・ルスティカーナ》より アヴェ・マリア

12月、水よう音楽会はお休みとなり、次回は2020年1月22日(水)19:30開演です。
シャルムフルートカルテットの演奏です。お楽しみにしてください。


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