2016年6月11日土曜日

健軍情報66-大丈夫なのかどうなのか?

地震直後に安否確認の電話をした折、
「大丈夫です!」、と話しておられた会員さん宅を訪問した。
 
幸いお会いすることが出来たのだが、
外観から一見して全壊判定とわかるご自宅で生活・・・。
仮設扱いの公営住宅に当選したので、
いまは引越の準備の真っ最中とのこと。
 
教会から少し離れた場所であったこともあり、
なかなか訪問できずにいたことを悔やんだ。
健軍教会では会員の1割近い7世帯が引越を余儀なくされた
どういう状況でお話しするかにもよるのだが、
「大丈夫でしたか?」、と声をかけると、
たいがいの方は「うちは大丈夫だったのです」、と答えられる。
 
阿蘇や益城の映像を、繰り返しテレビで見ているので、
たとえ食器の9割を失おうが、
庭のブロック塀が倒壊していようが、
家の壊れた親戚が自分の家に同居していようが、
屋根にブルーシートがかかっていようが、
引越を余儀なくされようが、
感覚としては、みなさん「大丈夫!」なのだ。
 
緊急避難が必要な状況を生き延びたとしても、
生活の再建は、まだまだこれからが本番だ。
先週は1泊で教区の、来週は2泊で全国の常議員会
わたしはといえば、やはりちょっと疲れが出ているのだろう。
この10日ほどのあいだに、
地震を生き延びたPCディスプレイと木皿を落として壊してしまう
結婚式と主日礼拝で順序を飛ばしたり順番を間違えたりする
参加するはずの会議をすっかり忘れていて遅れていく・・・。
せっかく生き延びたのに
忘れっぽいのとおっちょこちょいなのは昔からのことなのだが、
避けられるはずの失敗を避けることが出来ずに、
いちいち全部踏んで歩いているかのようだ。
 
ちなみに、壊れてしまった書架はようやく修理したものの
書籍はまだぜんぶ床の上に平積みになったまま。
というわけで、完全復調にはほど遠いが、
来週には少しお休みを戴くことになっているので、
上手にリフレッシュして復活を期したい。
今週こそは、と毎週思う。
避難者さん方がみんな「卒業」されたのに、
唯一「卒業」できずにいる「避難ねこ」の通称「小鉄」。
飼い主を探すチラシを作成したので、
近所のコンビニに貼らせてもらおう。
 






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