2016年6月23日木曜日

健軍情報71-ええころかげんはイイかげん

先週末、お休みを戴きました。
ルーテル教会は、それなりにいい教会で、
被災地の牧師たちの疲れがたまってきた頃に、
1週やすんでください、と、
代わりの牧師さんを派遣してくださったのです。
 
「震災2ヶ月」。
はやくも自分の教会の礼拝を空けるのか、と少し迷ったのですが
教会はわたしのものではありませんし、
今は頑張り続けるタイミングではない、と判断して
ありがたく申し出を受けることにしたのです。
我が家の気分転換はたいていドライブ
おかげではじめて息子の部活の応援に行かせていただきましたし、
震災で失ったものを、少し買い入れることも出来たのでした。
東福岡の強さはハンパないです!
先週行われた、震災後のこころのケアを話しあう集まりでも、
いまが、疲れと不満が顕在化してくる時期であることが語られました。
がまんし続け、がんばり続けた来た人たちの中で、
自分以外の人たちの弱さや身勝手さが、
少しずつ気になり始める頃でもあります。
我が家の懸案だった新しいドンブリも
そうすると、余計なことでギスギスしたり、
気をつかいすぎたりして、
相手を責める気持ちになって気が滅入ってきます。
避難所でも、少しずつそうした声を耳にするようになりました。
専門的にいうと「ハネムーン期の終わり」
ということになるのだそうです。
海は見ているだけで心がやすらぎます
そういうわけで、まずは自分が頑張りすぎないこと、
そして我慢しすぎないこと。

確かにやらねばならないことはたくさんありますが、
それを、「きっちりかっちり」こなしていくのでなく、
「えーころがげん」にすることです。
自分もえーかげん、
相手もえーかげん。
そう考えていなければ、やりきれません。

この時期、まずは自分をゆるし、
そして相手をゆるして、
そんなふうにして乗り切っていきたいものです。
 



 

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