2016年6月17日金曜日

健軍情報70-こどものこころ

チャイルドファンドジャパン=CFJは、
かつて基督教児童福祉会国際精神里親部=CCWAと称した。
健軍ルーテル教会が関係している
(福)キリスト教児童福祉会 広安愛児園とは、
組織の形態は違えど、おなじルーツをもつ、
いわば兄弟とも云えるNGO。
「できたしこ」がテントを張る広安愛児園/こどもLECセンター
 今回の熊本の震災にあたって、
すぐに「故郷の兄弟」を訪ねて下さり、
震災後の子どもと親のこころのケアのために
NGOの立場から心を砕いて下さっている。 
その成果のひとつが、以下のウェブサイト。
https://www.childfund.or.jp/kumamoto/

震災直後に、「東日本」の経験から作成されたリーフレットを、
熊本にご持参下さったのだが、
いまだ余震もやまず、幼稚園保育園も再開されない中で
残念ながら、お母さんたちが、
小さな文字がびっしりと並んだリーフレットを読むとも思えない。
「東日本」のあとに作られたりーフレット 26頁立
 内容をシンプルにしてスマホ用のウェブサイトを開設して欲しい、
とリクエストしたところ、すぐに実現して下さったのだった。
ご協力下さったのは、ルーテル学院大学の加藤純先生。
 
今回、CFJの担当者と加藤先生が来熊し、
熊本のルーテル関係の幼稚園・保育園の先生方と懇談の時をもった。
少し日々の生活が落ちついてくる中で、
今度は、お母さんたちが手にとって読みやすい、
子どものケアのためのポケットブックを作成して下さるという。
そのために、執筆してくださる加藤先生とともに、
熊本の子どもたちの様子を聴きに来て下さったのだった。
集まったルーテル関係園の園長さんたち
その成果は、今年の夏までに形になってくるだろう。
 
地震以後、子どもと親のため、
  職場とお客さんのため、
夫と夫の家族のため、
     地域と学校のため、
       避難者とボランティアさんたちのため・・・。
健軍教会の関係園 めぐみ幼稚園
誰かのために頑張りつづけて、お母さんたちも疲れている。
そして、お母さんたちが疲れてくると、そのしわ寄せは、
これまでたくさんガマンして、
ずっといい子を演じてきた子どもたちへとむかっていく。

5月 健軍教会避難所にて
そんなお母さんも子どもたちも、ちょっとひと息つけるような、
そんなポケットブックができあがるように、と期待しています。
CFJさん、どうぞよろしくお願いします。






 

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