2018年8月13日月曜日

聞き取りプロジェクト

健軍教会の今年の取り組みに、
第2期「聞き取りプロジェクト」という活動があります。
これは、教会の高齢化をふまえた取り組みのひとつとして
教会の信仰の先輩方のこれまでのあゆみを、
インタビューによって聞き取り
それを記録としてまとめていく、というものです。
かつて2009年に一度取り組まれて、
そのときには11人の方々の記録がまとめられ、
その多くは教会の60周年記念誌に掲載されたところでした。
2009年第1次プロジェクトの聞き手ミーティングの様子
それから9年の時が流れ、ふたたびこれに取り組もうと
機運がたかまり、今年の取り組みとなりました。
プロジェクトでは、比較的若い聞き手にあたる者たちが
語り手の方々に2回にわたってインタビューを行い、
それを教会の月報の別冊として発行していきます。
今回の計画の7名の方々のうち、
すでに5名の方々のインタビューが終了し、
そのうち3名の方の記録が発行されました。
このプロジェクトを通して、聞き手や読み手が
先輩方の信仰の思いを受け継いでいくこととあわせて、
年をとることによって、礼拝になかなか来にくくなったり、
奉仕しにくくなったりしていく先輩方を、
もういちど教会の真ん中に取り戻してく、
という意図が実現されていきます。
 
この方々の信仰の歩みや流した汗によって、
今の健軍教会や関係諸施設が生き生きと存在しうるのだ、
と、改めて感じられるのです。
ですから、週報の文字を大きくしたり、
誰にでも使いやすい障害者用トイレを設置することなどと併せて、
健軍教会にとって、とても大切な、
信仰の先輩方を大切にする取り組みなのです。
 
今年中に、あと4名の方々の聞き書きが発行される予定。
また、あらたな人や教会の歴史と出会うのを
楽しみにしているのです。
 
 



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