2018年8月30日木曜日

西日本豪雨ボランティア

西教区の先生方が頑張っておられる
西日本豪雨の被災地ボランティアへ。
朝、始発の新幹線で熊本から東広島駅に向かいます。
駅で水原先生に拾っていただき、今日のチームの方々と現地入り。
 水原先生が、広島教会の教会員さん宅とその周辺のお宅を中心に、
安浦町のボランティアセンターと現場を調整していて下さいます。
ですので、まずボランティアセンターに向かい、
そこで着替えと道具の借り出しを行い、
センターの車で今日の現場へ。
今日は、ひとり暮らしの「おかあさん」のお宅で、
庭の泥の除去と泥で荒れてしまった庭木の整備。
時折、通り雨も降る曇り空で、
それほど暑くもなくボランティア日和!?
作業は15分作業と15分休憩の繰り返しで、
50才を過ぎたわたしでも、なんとかついていくことができますが、
泥を土嚢に詰めて運び出す作業は、なかなか腰に来ます。
今日のお宅の「おかあさん」は、古くで大きなお屋敷にひとり住まい。
当夜は、あっという間に床上120cmまで水があがり、
ひとりで二階に避難していたとのこと。
「おとうさん」の大切なカメラ類はなんとかに二階に避難させたものの、
撮りためた写真が入ったパソコンも、
タンスや家電製品も、みんなダメになり、
夏の暑い間、洗濯機なし、冷蔵庫なし、クーラーなしの暮らしが、
なかなか大変だったとのこと。
洗濯ひとつとっても、自分ではどうにもならず、
ご近所同士の助け合いが本当にありがたかったそうです。
わたしたちは10時頃から15時頃まで作業して、
ボランティアセンターに戻り、借りた道具を洗浄し、
着替えて解散となりました。
 これは、帰りのクルマの車窓からの被災地の様子です。
被災から2ヶ月が過ぎ、人が住んでおられる家については、
少しずつ片付けがすすんでいくのですが、
仮設住宅におられる方々の家にはなかなか
ボランティアが入ることができず、
まったくの手つかずのお宅も少なくない様子。
今日のお宅の「おかあさん」の、
「うちらより、もっと大変なひとたちがおってじゃけぇ」、
という語り口は、熊本地震の折にもたびたび聞きましたが、
まだまだ復興どころか復旧にもほど遠い、
西日本豪雨の被災地でした。



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